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信用情報機関についてFPが徹底解説!特徴や違い、注意点をわかりやすく

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債務整理をすると、「信用情報機関」に事故情報が登録されます。

これが、俗に言う「ブラックリストに載る」ということですが、信用情報機関について詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。

この記事では、信用情報機関の特徴や違い、注意点などをわかりやすく紹介していきます。

この記事を書いた人
sakubunsensei
Webライター

「役に立つ情報を中立の立場で発信します!」
新潟大学・経済学部経済学科卒業大手流通チェーンの財務部で就労後、出産を機に退職。子育てをしつつ教育業界に転職後にFP2級の資格を取得。企業での講演会やライターとしての執筆を通じ、老後資金や教育資金の形成に関した情報を発信しています。


【主な保有資格】
・FP2級


ライターの詳しい情報は、プロフィールをご確認ください。

目次

信用情報機関とは

信用情報機関は、個人の返済または支払能力に関する情報を登録・管理している機関のことです。

加盟している金融会社に対して、ローンやクレジットに関する信用情報の提供を行っています。

登録・管理している情報

信用情報機関では、以下のような情報を登録・管理しています。

本人を特定するための情報

  • 住所
  • 氏名
  • 生年月日
  • 電話番号
  • 勤務先
  • 勤務先電話番号
  • 運転免許証等の記号番号

契約内容(クレジット)に関する情報

  • 加盟している金融機関
  • 金融機関と結んだ契約の種類
  • 契約日
  • 貸付日
  • 契約金額
  • 貸付金額
  • 保証額等

返済状況に関する情報

  • 加盟している金融機関への入金日
  • 入金予定日
  • 残高金額
  • 完済日
  • 延滞等

取引事実に関する情報

  • 債権回収
  • 債務整理
  • 保証履行
  • 強制解約
  • 破産申立
  • 債権譲渡

申込に関する情報

クレジットやローンの新規申込みがあった際、加盟している金融機関が照会した事実を表す情報です。

登録されている信用情報は、期間が過ぎた時点で自動的に抹消されます。

sakubunsensei

ただし、登録されている内容と登録されている期間は、信用情報機関によって異なるので注意が必要です。

3つの代表的な信用情報機関

日本には、以下の3つの代表的な信用情報機関があり、それぞれに特徴があります。

  • 株式会社シー・アイ・シー(略称:CIC)
  • 株式会社日本信用情報機構(略称:JICC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(略称:KSC)

株式会社シー・アイ・シー(略称:CIC)

加盟している金融機関は、クレジット会社や信販会社がメインです。

信用情報の保有機関

申込情報照会日より6ヶ月間
クレジット情報契約期間中および契約終了後5年以内
利用記録利用日より6ヶ月間

なお、「自己破産」の信用情報回復までの期間は、5年となっています。

株式会社日本信用情報機構(略称:JICC)

加盟している金融機関は、消費者金融系や信販会社がメインです。

信用情報の保有機関

契約内容契約継続中および契約終了後5年以内
返済状況
取引事実

さらに、「自己破産」「個人再生」「任意整理」の信用情報回復までの期間も、5年になっています。

全国銀行個人信用情報センター(略称:KSC)

JBA(一般社団法人全国銀行協会・全銀協)によって管理・運営されているので、銀行と信用金庫、JAなどがメインです。

信用情報の保有機関

取引情報契約期間中および契約終了日から5年を超えない期間
紹介記録情報6ヶ月を超えない機関
官報情報官報情報:当該決定日から7年を超えない期間

また、「自己破産」「個人再生」の信用情報回復までの期間は、最長で10年となっています。

信用情報について確認したいときには

自分の信用情報を確認したいと思ったときには、開示請求できます。

インターネットや郵送、窓口などからの申請が可能です。

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機関や請求方法によって異なりますが、500円~1200円程度の費用で開示請求が行えます。

登録期間にクレジットカードは作れるのか?

クレジットカード会社は、新規の申し込みがあった際に、信用情報機関に信用情報の提供を求めます。

そのため、信用情報機関に情報が掲載されていると、審査に落とされる可能性が高くなります

さらに、CIC・JICC・KSCでは、信用情報の共有を行っています。どんな金融機関で作った債務でも、情報が共有されるのです。

そのため、情報が削除されるまでは、クレジットカードを作れる可能性は非常に低くなります

家族や会社にバレることはあるのか

信用情報機関の情報は、誰でも見られるわけではありません。

そのため、信用情報機関に情報が登録されていることは、家族や会社にバレることはありません

しかし、代理人や、本人が亡くなった場合における一定の遺族は、信用情報を見ることができます。また、信用情報機関に情報が登録されてしまうまでには、金融機関からの督促があることがほとんどです。

そのため、信用情報機関に情報が登録されていることを疑われる確率は高くなります。

注意点

いずれの信用情報機関も、申込みに関する情報は照会日から6ヵ月以内になっています。

クレジット会社の審査に落ちてから6ヶ月以内に、違う金融機関でカードをつくろうとすると、他の金融機関から断られていることがバレてしまいます。

さらにクレジットカードが作りにくくなるので、新たな申し込みは6ヶ月を過ぎてから行うようにしましょう。また、個人再生の場合、完済してから5年後に事故情報が削除されます。

個人再生は3年で完済させることが多いため、CICとJICCでの信用情報回復は、最短で8年後になります。

まとめ

信用情報機関に登録されても、一定期間が過ぎると情報は削除されます。

しかし、信用情報機関に登録されている間には、数々のデメリットが生じます

信用情報機関に登録されないよう、お金の使い方を日頃からコントロールしたいものですよね。

※必ずご確認ください※

本記事は、執筆者の知識と経験に基づいてポイントをまとめたものですが、事例として取り上げたいかなる金融商品の売買をも強要するものではありません。こちらに記載した情報や意見によって読者に発生した損害や損失については、執筆者・発行体は一切責任を負いかねます。投資・資産運用等における最終決定は、必ずご自身の判断で行ってくださいますようお願い致します。

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