保険の種類が多くて、どんな保険に加入したらいいか悩んだことはありませんか?
本記事では、保険の種類と保険の見直すタイミングとポイントについて、FPが分かりやすく解説します。
現在加入している保険を見直したいけど、今の自分にどんな保険がいいか分からないなどの悩みのお持ちの方もぜひ最後まで読んで頂けましたらと思います。
この記事を書いた人
物書き家
Webライター
「読者目線で役に立つ情報を発信します!」
5年間の住宅メーカー勤務(営業・設計)を経験し、専業のWebライターとして2021年から執筆活動を開始。実績は、200記事以上になり、クライアント様から高い評価をいただいている。執筆分野は、金融や不動産、ライフスタイルなど多岐に渡り、SEO対策に特化した文章を意識している。読者が知りたい内容を簡潔かつ理解しやすい文章に執筆するのがモットー。
【主な保有資格】
・FP2級
・AFP
・簿記3級 など
ライターの詳しい情報は、プロフィールをご確認ください。
保険の種類とは?
生命保険の種類には複数の種類があり、どれを選択したら良いかわからないとお困りの方も多いです。それぞれ特徴が異なり、自分に合った保険を選択する必要があります。
- 定期保険
- 終身保険
- 養老保険
定期保険
定期保険とは、保障の期間が決まっている保険です。
保険料は、一般的に掛け捨てであり、支払った保険料は戻ってきません。保険を利用しないまま期間を迎えた場合は、契約終了です。
貯蓄性はありませんが、割安な保険料で万が一の事態に備えられます。
一定の期間で保険料の支払いを割安に抑えたいけれど、万が一に備えて保険をかけたいと思われている方
終身保険
終身保険は、生きている限り一生涯保障が続く保険です。
いつ死亡しても保険金を受け取れます。また、解約したとしても、解約返戻金が戻ってきます。保険料の払込期間を選択でき、若い年齢で加入する方が安いです。
保障と貯蓄の両方をお求めの方
養老保険
養老保険とは、保険期間中に死亡した場合、死亡保険金が支払われ、満期まで生存していた場合は満期保険金が支払われる保険です。
死亡しても生存していても保険金が支払われるため、途中で解約したとしても、解約返戻金を受け取れます。
保障と貯蓄の両方を兼ね備えたいとお考えの方
保険を見直すタイミング
保険は加入したら終わりではありません。ライフステージによって加入すべき保険が異なります。保険を見直さなければならないと知っていても、どのタイミングで見直したらよいかわからない方も多いです。具体的な年齢と共に必要な保険をご紹介します。
- 20代
- 30代
- 40代
- 50代
- 60代
保険を見直すタイミング➀:20代
20代は、就職をしたり、結婚をしたりして生活が変化する人もいるでしょう。
就職をして自立した生活を送る方は、葬儀やお墓代が払えるくらいの保険がおすすめです。
結婚をされた方は、残された相手のことも考える必要があります。終身保険や定期保険の死亡手当を手厚くするのがポイントです。
保険を見直すタイミング➁:30代
30代になると、お子様が増えて、家庭が賑やかになる方も多いです。守るべき人が増えると、備えるべき保障額も大きくなります。
また、働けなくなったときも考え、就業不能保険を備えてもよいかもしれません。子供は、生活費だけでなく、教育費も必要です。学資保険に加入するのを検討してみましょう。
保険を見直すタイミング③:40代
40代は、子供が成長して、共働きになる夫婦もいます。
必要な保険に加入しているかどうかや保障額に不足はないかを見直すのが重要です。家を建築して住宅ローンを組んでいる人もいるでしょう。病気などで働けなくなり、住宅ローンが支払えない事態に陥らないように保険を見直すのをおすすめします。
保険を見直すタイミング④:50代
50代になると、子供が独立し、保険を見直して保障額を減らすケースも考えられます。
家計に余裕ができた資金を貯蓄したり、投資したりするのも検討してみてください。自分たちの健康が気になる年齢であり、医療の保障を手厚くするのも良いでしょう。
保険を見直すタイミング⑤:60代
60代は、定年を迎える年齢です。
近年は、定年退職した後も働き続ける人が増えています。資産を増やすのも重要ですが、自分が万が一死亡したときを考えて、相続対策を行うようにしてください。
保険は、相続対策になります。生命保険は、相続財産に含まれません。そのため、相続手続きをせずに保険金を受け取れて、遺族の心配事も減るでしょう。
保険を見直す時に重要視するポイント
保険を見直すときに重要視すべき3つのことについて見ていきましょう。
- 保障内容
- 保障金額
- 保険料
保障内容
保障内容は、保険の種類によって異なります。
また、ライフステージが異なると必要となる保障内容にも違いがあります。自分に必要な保障を確認するようにしてください。
保障金額
若い年齢のときほど必要となる保障金額も大きくなり、高齢になるほど保障金額も小さくなるのが一般的です。
子供が増える分、生活していく上で必要となる金額も増えるため、保障金額も多くするべきです。
逆に、子供が育って、夫婦だけの生活になると、生活費も少なくて済み、必要な保障金額も小さくても問題ないでしょう。
保険料
保険料は、長期的に支払わなければなりません。
保障内容や保証金額が満足いくものであったとしても、保険料が高額で生活を圧迫するようではいけません。
万が一、急な出費が発生したときに対応できなくなる可能性があります。
保険料の払い込み方法には、まとめて支払う方法など種類があり、無理なく返済できる方法を選択しましょう。
保険の種類を学び、自分に必要な保険に加入しよう
保険は、ライフステージによって必要となる保障内容や保障金などが異なります。保険の種類を知らないと、損をしてしまう可能性もゼロではありません。今の自分に必要な保険はどんなものなのかを理解し、保険を決めるのが重要です。また、保険料が支払い続けられるものを選択するのがポイントです。
保険の担当者に勧められるのを鵜呑みにするのではなく、自分の意思で決めるようにしましょう。