本記事は、実際の経験を元にした体験談です。読者の皆様の参考となれば幸いです。
体験談を投稿してくださったのは、ハンドルネーム:にしともさんです。執筆していただき、ありがとうございました。
マンション購入体験:理想の生活への第一歩
賃貸では資産にならない
30歳を目前に大きな決断をしました。
私は大阪市内で5年間賃貸マンションに住んでおり、近隣へのアクセスのよさ、お店の活気、治安など申し分ない場所でとても気に入っていました。
その反面毎月8万円の家賃、1Kという部屋の狭さに漠然と引っ越したい欲が湧いていたのです。
そんなある日、ふと街中で「駅徒歩1分!」と書かれた新築マンションの広告が目に留まり、興味本位でショールームを訪れました。
それまでマンション購入など検討もしたことがありませんでしたが、充実した設備や賃貸では手の届かないような間取りに心がときめいたことを覚えています。
そこでリセールバリューについても教えてもらい、家を住み替えていくという新しい価値観を得ました。
しかし、数千万円の買い物など未体験で…。
購入は簡単な決断ではありませんでした。家族や友人に相談し、自分が家に何を求めているのかを掘り下げ購入を決断。
不動産の担当者には金融機関の選定から数々の手続きに関してサポートをもらい購入手続きが進んでいきました。
一番頭を抱えたのはどこでローンを借りるかでしたが、最終的には金利や初期費用が少ない地銀を選択することにしました。
余談ですが、過去に1日だけカードの支払いが遅れたことがあり、ローンの審査に通るか不安に思っていました。
ネットで検索したところ、自分の信用情報を取り寄せることができるとのことで早速実施。そこには昔エステで組んだローンの情報なども載っており、日々の信用が大切であることを実感しました。
紆余曲折を経てついに手にしたマイホーム。月々の支払は若干増えましたが、日々自分の資産に投資できていると思うと後悔はありません。
投資体験:小さな積み重ねで大きな成果を
投資はまったくの未経験から3年前にスタートしました。
きっかけは、コロナ禍にふとSNSを見ていたところ「今が買い時」という情報を目にしたことでした。
軒並み株価が減少していると知りましたが、看護師である私は「いつか感染症は必ず収束する」と考えており、将来株価が回復すると見込んで投資を行う決断をしました。
初めは積立てNISAという少額から始める方法を選び、その後米株や日本株にも挑戦。
この決断をしたことで、投資額の倍近くに成長するとは当初は思ってもみませんでした。
特に、少額ながらも配当金が入るたびに感じる達成感は、未来への安心感につながっています。わずかながらに投資をはじめたことで、資産形成に関心が強くなり、会社で行っていた確定拠出年金の見直しの実施も行い、自分の資産を見直すきっかけにもなりました。
またマンション購入に関しても、リセールへの心理的ハードルが下がる一因になったと感じています。
投資というリスクを背負うことへの不安もありましたが、適切なタイミングで自分が許容できる範囲内で実施すること。そうすればより豊かな生活を送ることができるのだと実感しています。