住宅を購入するにあたって、何から取り組んだらよいかわからないとお困りの方もいるでしょう。住宅を購入する場合、数多くの手続きが必要です。
今回は、住宅購入の流れをわかりやすく解説します。
初めて住宅を購入される方に向けて、安心して夢のマイホームを建築できるようお手伝いさせていただきますので、参考にしてみてください。
この記事を書いた人
物書き家
Webライター
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5年間の住宅メーカー勤務(営業・設計)を経験し、専業のWebライターとして2021年から執筆活動を開始。実績は、200記事以上になり、クライアント様から高い評価をいただいている。執筆分野は、金融や不動産、ライフスタイルなど多岐に渡り、SEO対策に特化した文章を意識している。読者が知りたい内容を簡潔かつ理解しやすい文章に執筆するのがモットー。
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住宅購入の流れ
注文住宅を建築する場合、約1年前後かかります。
1年前後もかかると、ゆっくりと家の建築を進められると思われる方もいるかもしれません。しかし、実際は様々な手続きを行わなければならず、時間が足りないと焦る方もいます。重要なところを急いで決めてしまうと後悔する可能性もあります。
住宅購入の手続きをスムーズに進めるには、住宅購入の流れを知っておくのが重要です。住宅購入の流れを具体的に見ていきましょう。
- 住宅購入の流れ①:予算などの資金計画を立てる
- 住宅購入の流れ②:相場など情報収集をする
- 住宅購入の流れ③:住宅のイメージづくり
- 住宅購入の流れ④:住宅メーカーを選びを行い、問い合わせする
- 住宅購入の流れ⑤:工事請負契約を締結する
- 住宅購入の流れ⑥:打ち合わせを行い、プランを決定する
- 住宅購入の流れ⑦:着工、竣工、引き渡し
住宅購入の流れ➀:予算などの資金計画を立てる
物件の価格や土地の価格など住宅購入に必要な資金を計算します。
毎月返済できる上限の金額や住宅購入以外に必要な費用など生活が苦しくならないように予算を決めなければなりません。住宅ローンを借りる予定の方は、住宅購入とは別で住宅ローンの審査を受けるなど手続きを進める必要があります。
インターネットからでも住宅ローンのシミュレーションができるので、ぜひ活用してみてください。
住宅購入の流れ➁:相場など情報収集をする
土地は、エリアによって費用に大きな差があります。
希望するエリアの土地の相場をあらかじめ調べておくのをおすすめします。また、間取りや家の大きさによっても費用が異なり、家の大きさの平均相場も検索しておくと良いでしょう。
家づくりに関する情報収集をしている間に、どのような家がよいのか条件が定まってくるかもしれません。
住宅購入の流れ③:住宅のイメージづくり
住宅の予算が決まり、希望するエリアが見つかったら、実際に住宅のイメージづくりに取り組んでみましょう。間取りや家の雰囲気、優先したいポイントを決めておくのがおすすめです。
間取りを決めるときは、間取り集を活用してみてください。自分のライフスタイルに合った間取りの中から選択できるでしょう。家の雰囲気は、「シンプルな家」や「北欧風」、「モダン」などが挙げられます。家の外観や内装の雰囲気を統一すると、おしゃれな家づくりができます。
条件には、優先順位を付けておかないと、家づくりの予算が大幅にオーバーしてしまう可能性が高いです。「収納が多い家にしたい」、「キッチンにこだわりたい」など優先したいポイントを決めておくようにしましょう。
住宅購入の流れ④:住宅メーカーを選びを行い、問い合わせする
住宅メーカーには、数多くの会社があり、どこを選ぶべきか迷いがちです。
大手のハウスメーカーを選ぶと安心なイメージをお持ちかもしれませんが、必ずしも大手のハウスメーカーが良いとは言い切れません。
なぜなら、地域密着型の住宅メーカーは、大手のハウスメーカーよりも土地や情報が多いケースもあるからです。
気になるハウスメーカーがあれば、問い合わせをしてみましょう。
住宅購入の流れ⑤:工事請負契約を締結する
依頼する住宅メーカーを決めたら、工事請負契約に進みます。工事請負契約を締結する前に、設備など相違がないかをしっかりと確認してください。
工事請負契約の後に、変更したい内容が発生すると、別途で費用が必要になる可能性があります。
工事請負契約のときに、手付金を支払うケースもあるため、事前に何が必要になるのかを確認しておきましょう。
住宅購入の流れ⑥:打ち合わせを行い、プランを決定する
契約した後は、さらに詳細な内容を決めていきます。例えば、間取りや設備を決めたり、地盤調査を行ったりするのが挙げられます。
その他にも、着工するのに必要な建築確認申請の手続きも行わなければなりません。建築確認を申請すると、変更できない部分も出てくるため、担当者に確認しておきましょう。
間取りや設備などは、担当者に伝えたイメージと相違が発生しないように、雑誌などを活用し、伝えやすいようにするのをおすすめします。
住宅購入の流れ⑦:着工、竣工、引き渡し
打ち合わせが終わり、プランが決定したら、着工に進みます。工事の状況を確認する場合、直接現場に行くと良いでしょう。
工事現場に行くときは、担当者に伝えておくと、工事関係者が作業を中断せずに済みます。
引き渡し時には、住宅メーカーの担当者や金融機関の担当者、司法書士が立ち合いをして、最終的な家の状態の確認と残りの金額を支払います。登記書類などの手続きが完了したら、家づくりが終了です。
住宅購入の手続きのポイント
住宅購入の手続きのポイントは、様々な情報を入手し、焦らずに家づくりを進めることです。住宅を購入するには、多くの手続きが必要です。また、多くの書類を集めなければなりません。
後悔しないためにも住宅購入の手続きのポイントを詳しく見ていきましょう。
- 時間に余裕を持って取り組む
- 信頼できる住宅メーカーを選ぶ
時間に余裕を持って取り組む
家づくりに費やす時間がないと、妥協して決めがち。
妥協して設備などを決めてしまうと、後悔する可能性があります。あらかじめ、いつまでに何を決定するのかを担当者に確認しておくと良いでしょう。
その他にも、追加工事や天候で工事期間が遅れるケースもあります。時間に余裕を持って取り組むと、想定外のことが発生しても焦らずに済みます。
信頼できる住宅メーカーを選ぶ
住宅は、購入したら終わりではなく、修理の対応やメンテナンスなど、依頼した業者との関係性が続きます。信頼できる住宅メーカーを選ぶと、困った時に相談できます。信頼できる住宅メーカーを選ぶときは、口コミや評判、実際に住宅メーカーで家を建てた人の意見を聞いてみてください。
担当者との相性もあるため、コミュニケーションの取りやすさや相談のしやすさ、アドバイスが的確かなども確認しましょう。
まとめ
注文住宅の購入は、一生に一度の高額な買い物です。住宅購入の流れを知ると、スムーズに手続きを進められます。家づくりと住宅ローンの審査は同時並行で進むため、書類不備がないように気を付ける必要があります。
信頼できる住宅メーカーを選ぶと、困った時も相談しやすいです。
後悔しないためにも、時間に余裕を持って、夢のマイホームを購入しましょう!