夢のマイホームを建築するにあたって、注文住宅と建売住宅のどちらを選んだらよいかわからないとお困りの方もいるでしょう。
注文住宅と建売住宅の違いを知りたい方もいるかもしれません。
今回は、注文住宅と建売住宅の違いを詳しく解説します。
それぞれの特徴や選び方もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人
物書き家
Webライター
「読者目線で役に立つ情報を発信します！」
5年間の住宅メーカー勤務（営業・設計）を経験し、専業のWebライターとして2021年から執筆活動を開始。実績は、200記事以上になり、クライアント様から高い評価をいただいている。執筆分野は、金融や不動産、ライフスタイルなど多岐に渡り、SEO対策に特化した文章を意識している。読者が知りたい内容を簡潔かつ理解しやすい文章に執筆するのがモットー。
【主な保有資格】
・FP2級
・AFP
・簿記3級 など
ライターの詳しい情報は、プロフィールをご確認ください。
注文住宅とは？
ハウスメーカーや設計士に依頼して家を建てるのが注文住宅です。土地を購入してから、家を建築していきます。
注文住宅の特徴は、自分の理想通りの家を建てることができる点です。
依頼する業者によって異なりますが、決められたプランの中から選択するケースや細部まで自分たちで決めるケースなどさまざまです。
注文住宅のメリット
自由度が高く、自分が希望する家を建築できる点が注文住宅のメリット。
オリジナル性のあるオシャレな家を建築したいとお考えの方にも、注文住宅はおすすめです。
- 間取りや内装などの自由度が高い
- 建築中の様子を確認できる
注文住宅のメリットについて詳しく見ていきましょう。
間取りや内装などの自由度が高い
注文住宅のメリットは、性能やデザイン性などの自由度が高い点です。
リビングの位置など間取りを自由に決められます。また、クロスや床の色など自分好みの内装にできます。
依頼する住宅メーカーによって異なりますが、設備もグレードによって機能に違いがあるため、細部までこだわることが可能です。
建築中の様子を確認できる
住宅の着工から完成まで建築中の様子を確認できる点も魅力です。
住宅の建築中に質問したい内容が発生するケースも考えられます。工事監督に質問でき、不安を取り除けるでしょう。また、工事の進み具合や進捗状況を自分の目で見れる点もメリットです。
注文住宅のデメリット
注文住宅のデメリットは、物件が完成してみないと自分の希望通りになっているかわからない点。
また、土地と建物別々に手続きが必要なため、時間がかかる点も注意が必要です。土地と建物を別々に購入するときは、諸経費もそれぞれ必要になり、費用も高くなりがちです。あらかじめ資金計画を立てて家づくりに取り組むようにしてください。
- 完成した家がイメージと違う可能性がある
- 土地と建物の手続きに手間がかかる
注文住宅の完成時にイメージと違う可能性がある
注文住宅の完成時に「イメージと違った・・・。」と後悔する可能性もゼロではありません。
特に、壁紙や外壁など大きな面積になる部分は家の印象を大きく左右します。
完成してからでないとわからない点がデメリットと言えます。サンプルだけでなく、実際に建築した家を見学できるとイメージと違うという事態を避けられるでしょう。
土地と建物の手続きに手間がかかる
注文住宅は、土地と建物の手続きに時間がかかる点がデメリットです。
土地の購入と建物の建築は、別々に行われます。土地の諸経費と建物の諸経費が必要となり、費用も高くなる傾向にあります。希望するエリアや立地条件を決めておくと、土地の場所をスムーズに決められるでしょう。
建売住宅とは？
土地と建物が一体化した状態で販売されている住宅です。
多くの建売住宅は、一つの土地を区画に分けて、同じ仕様の建物を数棟建てて販売されます。性能やデザイン性などが決まっており、購入価格が明確になっている点が特徴的です。
建売住宅のメリット
建売住宅のメリットは、物件が完成している状態のため、価格も決まっており、生活するときの状況をイメージしやすいです。購入後に想像していた物件にならなかったという事態を避けられます。
- 生活するときのイメージがしやすい
- 注文住宅よりも低予算で建てられる
建売住宅のメリットを詳しく見ていきましょう。
生活するときのイメージがしやすい
先述の通り、建売住宅は完成している物件を見学でき、生活するときのイメージがしやすいです。
例えば、生活動線や間取りなど自分のライフスタイルに合った物件を選べる点が挙げられます。何年にも渡って住む家だからこそ住み心地の良い家を選びたいものです。
注文住宅よりも低予算で建てられる
建売住宅は、注文住宅よりも低予算で建てられます。
建売住宅は、あらかじめ外壁のデザインや設備などが決められています。一方で注文住宅は、一から自分で決めることになり、こだわりがある方は、オプションなどで費用が高くなりがちです。
| 平均価格 | |
|---|---|
| 建売住宅 | 3,603万円 |
| 注文住宅 | 3,863万円 |
| 土地付き注文住宅 | 4,903万円 |
低予算で住宅を購入したい方は、建売住宅がおすすめです。
建売住宅のデメリット
建売住宅のデメリットは、間取りなどのプランがあらかじめ決められており、自由度が低い点が挙げられます。
建売住宅は似たような外観の物件が多く、個性的なデザインが少ない傾向にあります。建築中の様子を見学したい方もいるかもしれませんが、建売住宅は、建築の様子を確認できない点もデメリットです。
- 自由度が低い
- 建築中の様子を見れない
自由度が低い
間取りや設備が決まっている建売住宅は、自由度に期待できません。
とはいえ建売住宅は、消費者のニーズが分析されており、住みやすい物件が増えています。
希望の間取りがある場合は、複数の建売住宅の中から自分の好みの物件を探すとよいでしょう。
建築中の様子を見れない
建売住宅は、完成された状態で販売されるケースが多く、建築中の様子を見れません。
工事の進捗状況を確認したいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか？
基礎や構造を見たい方は、建売住宅の中でも完成する前から販売されているところを選ぶのがおすすめです。
注文住宅と建売住宅どちらがおすすめ？
注文住宅と建売住宅どちらが良いか迷われている方も多いでしょう。
何を優先したいかによって、注文住宅か建売住宅を選ぶべきかが異なります。
「住宅にこだわりがあるかどうか」や「土地の有無」で確かめてみてください。
| どんな人におすすめ？ | |
|---|---|
| 注文住宅 | ・費用が高くなっても希望通りの家を建てたい ・家づくりを楽しみたい ・比較的自由になる時間がある ・住む場所を自分で決めたい ・土地を持っている |
| 建売住宅 | ・家づくりに時間をかけられない ・低予算で家を建てたい ・住みやすさを重視したい |
クロスや設備など、細かいところまで自分好みの家を建てるなら注文住宅がおすすめです。
反対に、仕事や家事が忙しく、家づくりに時間をかけられない場合は、建売住宅を選ぶとよいでしょう。
土地を所有している方は、注文住宅を検討してみてください。建売住宅は、土地と建物がセットになっているため、希望する土地に家を建築したい方は、注文住宅になるでしょう。
注文住宅と建売住宅の良さを知り、住宅を購入しよう！
今回は、注文住宅と建売住宅の違いを詳しく解説しました。
自分が優先したい部分を書き出すと、注文住宅にすべきか、建売住宅にするべきかを決められます。
依頼する住宅メーカーによって、設備やクロスの種類などオプションも異なり、複数の住宅メーカーを調べるようにしてください。
夢のマイホームを建築して、より良い日常を過ごしましょう！
