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【体験談】それ、ボクが直すもの?貸主負担のもの?

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本記事は、実際の経験を元にした体験談です。読者の皆様の参考となれば幸いです。

デット

体験談を投稿してくださったのは、ハンドルネーム:彦左さんです。執筆していただき、ありがとうございました。

目次

賃貸物件の付属設備が壊れたら

ちょっと前に面白い記事をネットで見つけました。

アパートのクーラーが壊れたと大家に言ったら速攻で直しに来たww

賃貸物件に入居したら、まずは荷物を運びこむ前に部屋の写真を撮ることをお勧めします。ちゃんと日付・時間が残るように……って、今はデジタルで撮るから、大抵は撮影時間が自動的に記録されますけどね。

電球のような消耗品は別として、最初からあるものの責任は、大家の所有物です。

それらは勝手に交換してもいけないし、捨ててもいけませんが、故障したら必ずしも自分で直さなくていいものになります。

今は大抵の賃貸アパートにエアコンがついているようですね。

物件によっては凄く古いけど冷蔵庫や洗濯機もあるところもあるようです。

ところが夏になって、エアコンが壊れました。

修理業者に電話をしたら1ヶ月待ってくれ、と言われ、死にそう。

仕方ないので近くのマンガ喫茶で寝泊まりしようかと思いながらも、家賃と外泊費と両方負担するのはしんどいなぁ、なんとかならないかな、と大家さんに電話をしたら、「すぐに直させます!」と慌てたように言われ、次の日には修理業者が来たというのです。

何が起きたのでしょうか。

実は2020年の民法改正で、貸室の付属設備は借主の落ち度がない限りは貸主が責任をとることになりました。

たとえばエアコンの掃除をしていないとか、室外機のそばに物を積んであるとか、故障の原因が利用状況にあるならば、借主のせいですが、古くてショートしたとかであれば、貸主が責任を持ちます。

それだけではなく、3日以内に直せなければ賃料を5,000円割り引かなければいけない、というところまで決まっています。

エアコンに限らず、水回りや電機設備、備え付けのWi-Fiまで、借りた時についていた設備の故障は、その程度や期間によって家賃の減額理由になります。一番は雨漏り。1週間以上続いて、生活に支障が出るぐらいの場所が使えなくなると、最大50%の家賃割引が交渉可能。

彦左

そりゃぁ、大家さんも慌てますね。

不動産経営をしているひとなら、大抵どの業種にも仲の良い取引先はあるので、「飯おごってやるからエアコン直してやってくれ!」と言ってくれるのです。

賃貸物件の付属設備にまつわるNG行為

エアコンはいいとしても、冷蔵庫や洗濯機を買い替えたらどうなるのでしょう?

古い洗濯機が嫌だから買い替えたとして、新しい洗濯機を退去時に置いていく(=寄贈する)という人はいないでしょう。

かといって持って行ってしまったら大家としては「洗濯機付き!」という売り文句が亡くなるだけ損です。

結論からいうと、ケースバイケースですが、絶対してはいけないのは「勝手に捨てること」

大家からすれば、古い洗濯機を回収してどこかに保管しておき、あなたが退去したら戻す、ということもできるわけです。

「捨てていいよ」と言われたとしても、何らかのかたちで記録に残しておくのが大事。Wordの文書でも、最初の作成日時が記録されるので、それでもいいようです。

あと、古いカーテンや床マットがあったときに、それも「古いし、買い替えるから」といって勝手に捨てると、原状回復の時に新しいカーテン・床マットの購入費用を敷金から差し引かれる、という話もあります。

でもこれは交渉次第。

カーテンや床マットは消耗品とも言えるので、大事に使っていたとしても賃借期間中に擦り切れることはありえます。そのときに大家が買い替えると約束していないのであれば、消耗したものは捨てても当たり前、という論理です(詳しくは消費者センターや法テラスへ)。

賃借しているとはいえ、他人の物は他人の物

壊れた時は所有者の責任。

「借りている=自分のものではない空間に住んでいる」のだから、一つ一つの所有権を意識するようにしましょう

※必ずご確認ください※

本記事は、執筆者の知識と経験に基づいてポイントをまとめたものですが、事例として取り上げたいかなる金融商品の売買をも強要するものではありません。こちらに記載した情報や意見によって読者に発生した損害や損失については、執筆者・発行体は一切責任を負いかねます。投資・資産運用等における最終決定は、必ずご自身の判断で行ってくださいますようお願い致します。

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